親しみやすい先輩

新人看護師や新しい職場に転勤した看護師にとって、何でも教えてくれて、優しく、時に厳しい先輩看護師はとても頼れます。
しかし“先輩”といったって、中には入って「まだ1年しか経ってない」という方や、何となく自身の業務に自信がないという方も少なくないはず。しかし、“1年”はもう大きな経験としてあなたに培われてるもの。「まだ」ではなく「もう」なのです。急に“先輩”と呼ばれ、気恥ずかしいような感じがするし、初めてのプリセプターは自信がないかもしれませんが、それもあなたに向上心があるからこそだといえます。
今からあなたの“後輩”として来る方が仕事をするその姿は、まさしく一年前の自分。「私だったらこの時こうしてた」「この時、先輩にこうして欲しかった」あなたならどう思っていたかを知っているはずです。悩んでいる姿を見かけたら、是非声を掛けてあげてください。

どうやって接すればいいのか分からない。そんな人も少なくないと思います。人同士なのですから当たり前の事。好きな人、嫌いな人がいても、それは仕方のない事実なのだという事を受け止める事が大事なのです。
きっと後輩の中には、可愛がりたくなる子も出来れば、憎たらしく感じる子もいると思います。話の合う子と合わない子、本当に様々な後輩に会うでしょう。
例えば、「おはようございます」や、「お疲れ様です」といった事も言わない世代は増えてきているといいます。しかし、もしもここで先輩であるあなたも「挨拶も出来ないのね」と不機嫌になってしまえば、この職場の人間関係はとても最悪なものになっていくといえるでしょう。

さて、挨拶や礼儀にうるさい業界といえば思いつくのが芸能界。ここである大御所俳優さんがおっしゃっていた後輩との上手な付き合い方について紹介します。
その俳優さんは仕事にあたる際、やはり現場の空気を暖めるためにも後輩とは仲良くするよう心掛けているのだとか。確かに、俳優さん同士の険悪ムードほど気まずいものはないですからね。
そこで、挨拶を出来ない後輩には自分の方から出向くのだとか。そして休憩中なども敢えて話し掛け交流するよう心掛けているといいます。すると、相手は先輩どころか大御所。後輩もだんだんと挨拶をするようになり、会話にも徐々に参加してくるようになるのだとか。

人同士が付き合う上で一番大事なのがコミュニケーション。互いがバリアを張っていたのでは会話がすすむはずがないですよね。まずは仲良くなる。そこから悩み事を聞いたりするのも遅くはないでしょう。